特派員取材レポート– category –
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即身仏〜祈りが支えた庄内の暮らし
映画「おくり人」のロケ地となった旧割烹小幡と道路を挟んで向き合うのが砂高山海向寺。1200年前に真言宗の開祖弘法大師によって開かれたとされています。日和山の中腹に建立された海向寺の境内からは酒田市内が一望でき、晴れた日には遥か出羽三山も見え... -
地域のつながりを支える「つるかめ食堂」
人は何かの役に立つために生まれてくるのではない。役に立とうが立つまいが、その存在そのものが肯定される社会でなければいけない。障害者は不幸しか作らないとか、生産性だとかではないはず。 そう話すのは酒田市で『つるかめ食堂』を運営する本慶寺(真... -
「酒田に本間家あり」地元を足下から支えた本間家の跡を辿る
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と謳われた本間家は日本一の大地主とも称された酒田市の豪商。その本間家三代目光丘は、「有るところの物は無いところへ、無いところには有るところから」を基本理念として困窮者救済や海沿いの植林事業... -
庄内の大いなる遺産 ―砂丘林物語
酒田駅を降りて西に向かうと現れるのが海岸線沿いにどこまでも続く松林。これが日本有数の砂丘の正体だということを、当時の私は知りませんでした。 私は酒田市出身で18歳まで海岸にほど近い小さな集落に住んでいました。海に遊びに行く途中で何度も松林を... -
280年の伝承を次世代につなげる黒森歌舞伎
二月という厳冬期に、それも観客は屋外観劇という全国でも珍しい農村歌舞伎が酒田市にある。黒森歌舞伎―酒田市の黒森地区に住む人々が今に伝える伝承芸能です。その地芝居はおよそ280年以上も昔から一度も休むことなく、毎年二月の十五、十七日に上演され... -
平田牧場の秘密を探る
皆さんこんにちは、多摩きた生活クラブ組合員のペンネーム「そよかぜのポン」です。この度、私たちに馴染みの深い、あの平田牧場を訪ねて取材する機会をいただきましたので、ここで皆さんにお伝えしたいと思います。 羽田を飛び立って30分もすると青空の中... -
土門拳記念館で仏像と会話する
皆さんこんにちは、多摩きた生活クラブ組合員のペンネーム「そよかぜのポン」です。前回の平田牧場のレポートに続き、酒田市の魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。 実は私には平田牧場とは別に、酒田市に行ったら行ってみたい所がありました。それが「... -
みなとまち酒田で歴史と文化の研究デビュー?
酒田市内には江戸時代以降、北前船交易を中心に上方文化として大いに栄えた町の歴史や文化を象徴する名所が数多く点在します。 前回・前々回に引き続き、生活クラブ組合員の「あさかぜ」(ペンネーム)が、そんな酒田の歴史的名所や魅力的なスポットを駆け... -
平田牧場・月山農場トップに聞く!生活クラブのおいしさのヒミツ
みなさんもご存知の通り平田牧場の豚肉は、新鮮な色合いで肉質は柔らかくて、とってもジューシー。白肉(油脂)もあっさり、スッキリ、クセがなく食べやすいですよね。また、月山農場の赤カブ漬けは、からみ、甘み、酸っぱさが絶妙な味で後を引くおいしさ... -
おいしい酒田、食べ尽くし!
はじめまして。生活クラブ組合員であり、おいしいものには目がない「あさかぜ」(ペンネーム)です。 私たち組合員にはおなじみのお肉やお米などの生産地である山形・庄内地方。日本海や険しい山々に囲まれた自然資源の豊富な環境で、食の宝庫として知...
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