平田牧場・月山農場トップに聞く!生活クラブのおいしさのヒミツ

みなさんもご存知の通り平田牧場の豚肉は、新鮮な色合いで肉質は柔らかくて、とってもジューシー。白肉(油脂)もあっさり、スッキリ、クセがなく食べやすいですよね。
また、月山農場の赤カブ漬けは、からみ、甘み、酸っぱさが絶妙な味で後を引くおいしさ。
私「あさかぜ」(ペンネーム)も家族と普段から食卓でよくいただいています。

なぜ、こんなにも美味しいのか。生産から製品まではどんなご苦労があるのか。それを確かめるため、それぞれのトップである新田社長・齋藤社長にお話をうかがい、平牧のミートセンターも見学させてもらいました。

目次

おいしさの秘訣をみた!

平田牧場の金華豚・三元豚は、年間約16万頭あまりが生産されています。すべて国産の飼料用米が用いられ、通常よりも広くて日当たり、風通しの良い豚舎で育つそうです。

ミートセンターでは、とっても清潔な加工場での作業現場を見せていただきました。私たち生活クラブ組合員の消費量は、生産16万頭のうち約半数近くにのぼるそうです。若くて新鮮な金華豚・三元豚を別のラインで枝肉から各部位毎に手作業で手際よく処理されているのを目の当たりにし、いつもの豚ちゃんがおいしいわけがよくわかった気がします。

新田社長おすすめの食べ方は、肉のうまみが一番わかる「しゃぶしゃぶ」だそう。定番のポン酢ではなく、アゴだし醤油風味でいただくのが特におすすめだそうです。

一方、月山農場の赤カブ漬けは、収穫後、塩たるに一日漬け込んだあと丁寧に取り出し、伏流水を原水とするお水で清潔に洗浄してから、砂糖、米酢、塩にて再度丁寧に漬け込み、もちろん添加物などは一切用いずにあの絶妙な味を作っているとのこと。この赤カブ漬けは庄内地方の伝統食だそうで、この食し方が定番であることを聞き、その土地の伝統を今の時代に伝え続けるというシンプルなことの大切さをあらためて気付かされました。

酒田の魅力はどこですか?

そんなこの土地の気候や風土を誰よりもよく知るおふたりに、ズバリ酒田の魅力を聞いてみました。

「酒田の最大の魅力は、食の一言に尽きますね。鳥海山、出羽三山、日本海の恵みをうけ。水がおいしく、食材(海・山)の宝庫であること。」
「春夏秋冬、四季の移りかわりがはっきりしている。季節(自然)に応じた楽しみかた、生活ができることです。」

なるほど、私も今回滞在した2日間だけでもとにかく食べ物のおいしさに感動しましたし、庄内の食の宝庫である酒田にまた是非、訪問したいと思いました。そして定年まであと3年。以降は、首都圏から庄内酒田への二重居住についても検討したいですね。

このおいしさを日本中の方々に伝えたい

今回、現地に行き、生産者トップへのインタビュー、ミートセンター現場見学を通じて、平牧の豚肉がおいしいのはなぜか、また、赤カブ漬けがおいしいのはなぜか、そのわけがよくわかりました。これからもますます日々の食卓でいただきながら、組合員の方々はもとより、このおいしさを日本中の方々に是非伝えていきたいと思います。

生きることは、食べること。心身健康に生きる。そのためには、安心であることが一番。
自然環境が良い地域にて生産、添加物がなく、厳重な衛生環境設備で加工され、それを製品として作り出す社員の方々の真心をもった仕事により本物の製品ができる。
それによって私たち組合員は、いつも最良の食材をいただくことができるという喜びを改めて感じた・学んだ次第です。
今回の企画に参加させていただき、コーディネートしていただきました関係各位に感謝いたします。これからも素晴らしい製品開発・消費材作りお願いいたします。組合員として日々いただけることを楽しみにしています。

まずは平牧の豚ちゃんおすすめの食べ方、アゴ出汁しゃぶしゃぶをさっそく嫁さんにお願いしなくちゃ!

(※本稿は2018年4月上旬に実施された取材をもとに作成されました。)

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