おもしぇぐ聞こえる伊藤すでかずの庄内弁講座だ
伊藤秀和コラム
「もっけだの~」
「んだんだんだ~」
「いあんでねが~」
東京や神奈川では聞いたことがないような言葉が飛び交う・・・これが庄内弁。
その独特のゆるやかな響きに惹かれるように私も興味を持ちはじめましたが、ここに込められた響きは、庄内ののどかな暮らしや、庄内人のゆるやかさを表したよい言葉だなと感じて過ごしています。
そして、こちらのメディアでもご紹介頂いておりますが、元・酒田市八幡地域大沢地域おこし協力隊で、現在合同会社COCOSATO代表・酒田市八幡地域大沢地区の集落支援員ある友人・阿部彩人さんの影響もあり、私も積極的に暮らしの中で庄内弁を使うようになりました。
”「〇〇にいく」の「に」は、「さ」
「〇〇を持つ」の「を」は、「どこ」 ※ちなみに、「持つ」は「たなぐ」といいます。”
など庄内弁固有の変換ルールがあり、それを踏まえて話してみると、なんだか庄内人に近づいたような気持ちになりおもしろく、そしてそれを聞いた庄内の方が喜んで頂いて嬉しい。
実はそんな彩人さんとは、地元酒田のコミュニティエフエム・酒田エフエム放送ハーバーラジオで一緒にラジオ番組を2019年4月~放送してきました。「地域おこし協力隊・阿部彩人ど伊藤秀和の庄内もっけだレディオ」。毎週1回の収録の中で、さまざまな庄内弁が飛び交い、後半では庄内弁放送にチャレンジしてみようということで、番組の提供コールまで庄内弁に。
放送当初から続けたコーナー、「庄内弁講座」では、庄内弁ネイティブではない私が、「酒田方言あそび研究会」が監修して制作された「酒田なつかしいろはかるた」を使って、彩人さんが読み札を読み上げ、その庄内弁をあてるというコーナーで、庄内弁を毎週学び続けました。
また、リスナーさん(もっけだネーム(※番組リスナーのこと):ぴとぴとったちゃぺさん)のアイデアからはじまった、首都圏と庄内の生活スタイルや文化の違いについて話していくコーナーでは暮らしの違いを紹介しております。
庄内では読まんね地名がいっぺある・・・ということではじまった、庄内の難読地名を紹介していく「庄内の読まんね地名」のコーナーなども放送させて頂きました。
そして、彩人さんの奇抜な発想から産まれた「庄内弁を『おもしぇぐ』歌おう!」のコーナーでは、ちまたにあふれる名曲を庄内弁に訳して放送させて頂きました。
※尚、こちらの番組は阿部彩人(ayatek)チャンネルにてアーカイブ視聴可能です。
こうして学び続けた私は、次第に庄内弁がわかるようになり、今ではぎこちない庄内弁で少しだけ話せるように・・・。
そんなラジオの放送ですが、今年度2021年4月より番組形式を少し変更し、伊藤秀和、改め庄内ネーム:伊藤すでかずとして、さまざまな地域ゲストと一緒にお送りしております。その名も「伊藤すでかずの庄内もっけだレディオ(す)」酒田エフエム放送ハーバーラジオにて、毎週月曜日9:30~(再放送:毎週日曜日13:30~)放送中です。(インターネットで全世界から聴くことができます。)
庄内弁で「し」は口の形を「い」の形にして「す」をいうと庄内弁なまりのこの発音記号が示す発音に。(なかなか文字では表現しづらいので、ぜひラジオの放送にてご確認ください。)
こちらの放送ですが、Youtubeにもアーカイブ放送させて頂いておりますので、ぜひ首都圏にお住みの方もお聴き頂ければと思います!(チャンネル登録、評価ボタンもよろしくお願い致します!)
ぜひ、おたよりを通じて、おもしぇぐ番組参加頂けたら嬉しいです!
よろしぐの~
《関連リンク》
▼「伊藤すでかずの庄内もっけだレディオ(す)」が聴ける伊藤秀和チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCjFzpZ4C6UdCObMTv4rLkiA
▼「地域おこし協力隊・阿部彩人ど伊藤秀和の庄内もっけだレディオ」が聴ける阿部彩人(ayatek)チャンネル
https://www.youtube.com/user/ayateck
▼酒田エフエム放送ハーバーラジオ
http://www.sakatafm.com/
▼ハーバーラジオのサイマルラジオ
https://www.jcbasimul.com/?radio=ハーバーラジオ
▼Facebookページ
https://www.facebook.com/mokkedaradio/
▼ポッドキャスティングのアーカイブ配信
http://www.sakatafm.com/info/podcast/