Q&A

TOCHiTOは、どんな施設ですか?

TOCHiTOは、「酒田市移住者の住まいと地域の交流拠点・TOCHiTO」です。酒田市が2018年に移住政策として策定した「酒田市生涯活躍のまち基本計画」の第一弾事業として位置付けられています。酒田市の公募で決まった民間事業グループによって、消防署跡地に建設・運営される施設です。

TOCOの入居条件を教えてください。

入居条件の制限はありませんが、酒田市以外から移住される方が対象です。移住だけでなく、現在のお住まいとTOCHiTOとの「二拠点生活」も可能です。ルームシェアも代表契約者を決めていただければ契約できます。

酒田の冬が心配です。寒さ対策は?

高断熱、ペアガラスなど、冬でも快適に暮らせる設計です。居室には、寒冷地仕様のエアコンが設置されています。ガス・石油ストーブは使えませんので、電気カーペットなどを敷くこともお勧めします。

酒田でしごとを見つけたいです。

酒田市役所と連携して、さまざまなしごとの情報を提供していきます。正社員として就労を希望される方には、酒田市の無料職業紹介所(UIJターン人材バンク)が求職活動をサポートします。庄内地方の生活クラブ生産者(13事業者)と連携して「生産者によるボランティア(有償・無償)」受入れのしくみづくりも検討中です。

入居までのスケジュールと入居費用は?

2022年4月から入居予約が先着順ではじまり、竣工予定の2023年3月に入居開始予定です。家賃2年分を一括で前払いいただくと、契約更新料サービスなどの特典もあります。

食材や生活用品の購入は?

生協庄内親生会が、TOCHiTOに消費材を届けます。徒歩圏内にスーパーやドラッグストアもあり、近くに商業施設がオープン予定です。整備予定のシェア電動自転車やEVカーも活用できます。

TOCHiTOで野菜はつくれますか?

中庭の広場に家庭菜園用の土を入れる予定で、居住者が利用できます。また、TOCHiTOから自転車で5分ほどの場所に貸し農園があります。生活クラブの生産者へ援農ができるしくみもつくる予定です。

医療や介護への対応は?

酒田市は、日本海総合病院を拠点とする地域医療体制が充実している地域です。JA庄内みどりや地域のNPOなど多様な介護施設事業者がいますので、安心です。

TOCHiTOのすぐそばに川がありますね。この地域周辺の浸水災害リスクについて酒田市さん、教えてください。

TOCHiTO周辺の浸水災害リスクについては、大きく分けて地震の際の津波によるものと、大雨等での周辺河川の氾濫による洪水の2点になると思います。それぞれ酒田市のホームページにハザードマップが公開されておりますので、ご参照ください。
⇒ https://www.city.sakata.lg.jp/bousai/index.html
(ご連絡をいただければ紙版のハザードマップも提供可能です)

・地震の際の津波における想定では、TOCHiTOは浸水域となっておりませんが、浸水域に隣接するバッファゾーン※とされており、念のためにそこを離れたほうが良いエリアとなっています。なお、近隣には24時間避難が可能な津波避難ビルが設定されています。
※バッファゾーン:津波予測の非確実性を考慮し、市が独自に設定したもの。

・大雨等の際の河川の氾濫想定について、目の前の新井田川については、流域の短い河川で、TOCHiTOより上流域での氾濫が想定されており、当該箇所については浸水想定域ではありません。
一方、市内を流れる最上川については大きな河川であるため、最上川が氾濫した場合には市内のかなりの広範囲が浸水すると想定されています。TOCHiTOエリアも浸水想定域となり、加えて浸水期間が続くことが想定される場所となっております。なお、最上川については長い流域の下流域であるため、時間をかけて増水していくケースが多いことから、事前情報をもとに早めの避難が可能と考えられています。

・とはいえ、近年は各地で想定を超える自然災害が発生しており、普段から災害時の行動について意識し心がけていくことが大事です。TOCHiTOでは皆さんからも一住民として、地域の防災訓練等に参加いただきたいと考えております。