「庄内の地元生産者とともに暮らしづくりを進めます」
庄内FEC自給ネットワーク※を推進する地元生産者たちの集まり
私たち庄内協議会は、生活クラブの提携産地として長い歴史をもつ山形県庄内地方の12の生産者で形成している産地協議会です。本協議会は、生活クラブが2015年策定した「第6次連合事業中期計画」(2015~2019年)の中で、グループ共有のビジョンとして「FEC自給圏づくり」が掲げられ、主産地に「産地協議会」設置を提案、これを受けて庄内エリアで「庄内協議会」準備会として2015年発足しました(2017年度、協議会となる予定)。
庄内地方の生産者と生活クラブとの関係は、遊佐町農協が共同開発米、平田牧場が無添加ソーセージと三元豚開発、両者連携の飼料用米事業などのように、単なる生協と生産物の取引の関係を超えて、共に考え共に実行しながら、日本の食の生産・流通の在り方の変革に挑んできた同志的関係です。生活クラブの組合員との関係も、45年間の歴史の中で、庄内交流会を通じて延べ1万人もの方が庄内地方に来ていただいており、親せきや故郷に似た思いを彷彿させる馴染みの地域と言えるのではないでしょうか。
そのような長い歴史の中で、今後私たち庄内協議会は、経済活動を基底とする連携から新たな転換を試みながら、庄内の持続可能なまちづくりを目指します。主体者として地域を描き、実現に取り組みを進めてまいりますので、皆さまのご協力、ご指導をよろしくお願いします。
2017年3月吉日
庄内協議会
※庄内地方の人々や生活クラブ組合員・生産者による、食(Food)、エネルギー(Energy)、助け合い(Care)の自給ネットワークづくり
庄内協議会 会長
新田嘉七
日頃より組合員のみなさまには格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、庄内地方に10団体ある生活クラブ生産者がひとつとなり、庄内協議会正式発足できたこと大変うれしく思っております。組合員のみなさまとの歩みは新しい段階を迎え、みなさまのお力を借りて庄内FEC自給ネットワークづくりが始まろうとしています。他の地方都市と同様、庄内も人口減少に歯止めがかからない状況ですが、みなさまのご協力のもと、消滅可能性都市から持続可能性都市への転換を図れればと願っております。今後の協議会の活動を通じて、単に「食の故郷」ということにとどまらず、都会にはない恵まれた住環境など庄内の魅力を発信していきますので、みなさまのお越しをお待ちしております。
庄内協議会 構成団体・企業一覧
- (株)平田牧場
- (株)平牧工房
- 共同開発米部会
- JA庄内みどり
- (有)月山パイロットファーム
- (有)月山農場
- ASMトランスポート(株)
- 羽黒・のうきょう食品加工(有)
- (有)余目農産加工
- (資)杉勇蕨岡酒造場
- 酒田米菓(株)
- (株)飛鳥フーズ