いつか夢見る温泉暮らしin酒田

 

突然ですが僕は温泉が大好き!北は北海道利尻島、南は鹿児島桜島まで温泉巡りに行くほど好きなんです。
そんなわけで老後は、温泉の近くに住んで、毎日入って過ごして健康で長生きできる暮らしに憧れています。
ここ酒田には地元に密着した温泉がたくさんあるとのことで、いつか夢見る温泉暮らしを体験取材してきました!

 

目次

酒田市は日本海、大自然に囲まれた温泉天国

 

実は山形県は、日本でも珍しいすべての町に温泉がある県だそうで、確かに調べてみるとたくさんの温泉があります。
しかも泉質も種類豊富なので、これは自分好みの温泉が見つかるかも?!
今回は酒田市周辺を吟味し、限られた時間の中で泉質の違う4箇所の温泉を湯巡りしてきたのでご紹介させていただきます。

 

温泉その1 食事も美味しい アイアイひらた

 

 

嬉しいことに、アイアイひらたさんにはインタビューをさせていただける機会をいただけたので、早速、支配人の阿部さんにお話をお聞きしました!

 

―なぜアイアイひらたというのですか?

 

阿部氏:山形の形が人の顔のように見えて、その目の位置辺りにあるので目(eye)でアイアイひらたという名前になっています。

 

―温泉の性質は?

 

阿部氏:ナトリウムー塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性低温泉)で日本でも珍しい温泉から塩が取れる泉質になっており、温泉から作られた塩で作った湯の塩ソフトクリームがお風呂上がりに食べられます。

 

 

施設はバリアフリー対応されていて、手すりがあったりお年寄りへの配慮が行き届いていました。
また、環境に優しいバイオマス・ペレットボイラーを利用して、30℃前後の源泉を42℃前後まで温めて利用しているとのこと。環境にも配慮した温泉だと感じました。

 

また、この日の昼食は施設の食事処「南麓(なんろく)」で取ることに。温泉上がりに素敵な景色を見ながらゆったり時間を過ごせる空間で、おすすめのラーメン「冬季限定 赤葱夕日みそラーメン」をいただきました。新鮮な赤ネギがとってもいい味でお風呂上がりに元気が出るラーメンでした!
更に、食事処で提供しているお肉は、全て平田牧場のブランド豚平牧三元豚を
使用しており、リーズナブルにとんかつが食べれるとの事でした。

 

 

交通アクセスは、市内から温泉行きのバスが100円で出ています。ただ本数が少ないそうで、市として高齢者の方などがもっと来られるようにバスや交通機関を増やしてくれればいいなと、阿部さんはおっしゃっていました。

 

 

 

アイアイひらた

 

泉質: ナトリウムー塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性低温泉)
入浴料:大人(中学生以上)450円

 

 

温泉その2 景色が最高 松山温泉観音湯

 

次に紹介するのは松山温泉観音湯です。酒田市中心から少し南の方にあり、とにかく景色が最高でした。
しかし残念ながら写真は撮れませんでしたが、ゆっくりと流れる川、静かな空気、地平線まで広がる庄内平野、白く大きな発電用の風車。そしてあったかい温泉。
この景色とのセットこそ、酒田の温泉の魅力をさらに高める要素だなと感じました。
僕が行った時は、ご年配の友達3人組が仲良く入浴、ゆったりと時間を楽しんでいました。大好きな友達と温泉に通ってゆったり過ごす未来なんて最高だなと、つい自分の未来と重ねて想像してしまいました。
この素晴らしい景色を写真でお伝えできないのがとでも残念です。。。

 

松山温泉観音湯

 

泉質:無色透明無味無臭(療養泉には該当しないが温泉方第2条の別表に規定する総硫黄(S)の項により温泉に適合する。)
入浴料:大人380円

 

 

温泉その3 地域の憩いの場 八森温泉ゆりんこ

 

 

 

ゆりんこは今回の4つの中では市内から一番近い位置にある温泉で、地元の方が日常的に利用されているようでした。だからか、館内には露天風呂やサウナ水風呂もあるのにとてもリーズナブルな料金設定です。
温泉成分はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。
夜、訪れたらちょうどサウナで広島vs巨人戦の中継がやっていて地元のおじいさんたちと高橋由伸監督のラストゲームを見ながらサウナ内で文字通り熱く盛り上がったのがいい思い出です。

 

 

八森温泉ゆりんこ

 

泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
入浴料:大人450円

 

温泉その4 ススキ野原の露天風呂! 湯の台温泉鳥海山荘

 

 

最後にご紹介するのが湯の台温泉鳥海山荘です。
酒田市内からは北の方にあり、鳥海山を登っていく麓にある温泉です。レンタカーで気持ちのいい道を走って行くとたどり着きました。
泉質は単純温泉。
露天風呂からのススキと山の景色が見え、静かな空間に気持ちのいい泉質のお湯。本当に安らぐ時間でした。
鳥海山荘のロビー落ち着いた雰囲気で一日ここで温泉入って読書でもして過ごしたいと思える空間でした。

 

 

 

お風呂上がりには鳥海山の水が脱衣所で飲めるようになっていたのが最高でした。キンキンに冷えた美味しい水が体に染み込んでスッキリした気持ちになりました。

 

また鳥海山荘から車ですぐのところは最高の紅葉ドライブスポットになっていて写真撮影に来ている人たちがたくさん来ていました!
標高が高いことで、今までに見たことがないような鮮やかな紅葉が目の前に広がっていて大感動!紅葉のトンネルの中を気持ちよくドライブすることができました。ぜひ紅葉の時期がオススメです!

 

 

 

 

湯の台温泉鳥海山荘

泉質:単純温泉
入浴料:大人510円

 

取材を終えて

 

 

『憧れの老後の温泉暮らし』を求めて酒田市を回りましたが、ここにはその夢を実現できる環境が確かにありました!
なんといっても一番の魅力だったのは、これだけ近い距離にたくさん温泉があるのに、泉質がそれぞれ異なるところです!自分の気に入った泉質の温泉に入ることができたり、その日の気分で選ぶことができるなんて、素敵すぎるじゃありませんか。

 

さらにどこの食事も本当に美味しい。そして安い!取材の合間に寄った市場で食べた中トロの美味しさに思わず唸りました。これでなんと590円。こんな美味しいご飯が食べられる町が酒田市なんですね!
美味しい地元の食材を楽しみ、好きな温泉に入り、仲間と楽しく過ごす。
今回の取材で酒田市には、そんな夢の暮らしができる可能性を強く感じました!温泉好きの方も、そうでない方も、ぜひ一度、酒田市の温泉巡りに出かけてみてはいかがですか?

 

※一部施設は、特別に許可をいただき撮影しています。

(※本稿は2018年10月中旬に実施された取材をもとに作成されました。)

 


 

取材者プロフィール

 

 

ペンネーム:アメイジング庄内
所属単協名:東京

プロフィール:都内私立大学の教育学部心理学専攻の20代学生。

小さい頃から生活クラブの食材で育ったので身体は生活クラブの牛乳と平田牧場の肉でほぼできている。

野球部ではピッチャー。

夢は温泉サウナ水風呂に入って生涯現役で長生きすること。

 

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